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瓦屋根のリフォームにはどんな種類がある?工事の種類・費用・施工事例を紹介

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瓦屋根のリフォームにはどんな種類がある?工事の種類・費用・施工事例を紹介

瓦は非常に長く使える素材ですが、瓦の割れやズレ・漆喰の剥がれ・下地の劣化・雨漏りなどが見られることもあり、定期的なメンテナンスが必要です。しっかり補修や改修をしていくことで、屋根も家自体もより長持ちさせることができます。

築年数が経っていれば屋根全体の葺き替えが必要なこともありますが、部分的なメンテナンスで済むこともあります。また、なかには火災保険がおりて実質負担なしでリフォームできるケースも。

今回は、瓦屋根にどのようなリフォームが必要となるのか、工事の種類や費用などをご紹介します。実際に工事された施工事例も取り上げますので、参考にしてみてください。

瓦屋根リフォームの種類1:葺き替え工事

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施工前写真施工前写真

屋根材自体をまるごと新しく取り替える工事です。

新しい瓦に付け替える方もいらっしゃいますが、最近では軽量の金属屋根材に葺き替える方が増えています。瓦はもちろん、防水シートまですべて交換するため、リフォーム後はきれいな状態が長く保てます。

雨漏りの状態がひどい場合や、屋根が全体的に傷んでいる場合、防水シートや野地板まで傷みが進んでいる場合などは、葺き替え工事で対応します。(工事費用の目安:80万円~)

瓦屋根リフォームの種類2:葺き直し工事

元々ついていた瓦を再利用し、下地からやり直す工事です。

瓦はまだまだ使えるが、下地が傷んでいるという場合には、葺き直し工事で対応します。新しい屋根材が不要なため、葺き替え工事よりは費用は安く抑えられます。

瓦は耐用年数が長く、50年以上もつと言われています。しかし、瓦の下にある防水シートなどが劣化していると、雨漏りなどにつながります。葺き直しで見た目はほとんど変化しませんが、屋根の防水性能高まり、暴風雨での雨水の侵入も防ぎます。(工事費用の目安:40万円~)

瓦屋根リフォームの種類3:瓦の積み替え工事

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ずれてしまった瓦を、しっかりと積み替える工事です。

強風や飛来物、建物の揺れなどでずれた瓦をそのままにしておくと、瓦の落下や、瓦の下の防水シートや下地の劣化などにつながります。

瓦のずれに気づき次第、積み直し工事をおこないましょう。なかには火災保険を使って、0円でリフォームできたケースもあります。(工事費用の目安:10~20万円)

瓦屋根リフォームの種類4:塗装工事

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瓦には塗装が施してありますが、年月とともに色があせてきます。見た目が悪いだけでなく、表面を保護する効果がなくなってくるため、再塗装というメンテナンスをします。特に、セメント瓦など焼き上げていない瓦は、塗装がはがれると雨水を吸ってしまうため、定期的な塗装が必要です。

瓦屋根リフォームの種類5:雨樋工事

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軒先についている「雨樋(あまどい)」が破損したり詰まったりしている場合、雨樋工事をおこないます。雨樋には屋根を流れる雨水を集めて、地面・下水まで運ぶ役割があります。

雨樋がうまく機能しないと、建物を汚したり傷めたりすることもあるため、劣化が気になったら交換等をおこないましょう。火災保険を利用して、0円で工事できるケースもあります。

瓦屋根リフォームの種類6:漆喰補修工事

屋根と瓦をとめている、白い土のような「漆喰(しっくい)」という部分は、年数が経つごとに劣化してきます。漆喰が剥がれたり、瓦がずれたりすると、雨漏りにつながることも。漆喰の劣化が比較的軽いときには、漆喰を詰め直す工事で対応できることがあります。

瓦屋根のリフォーム工事の施工事例を紹介

では、実際に瓦屋根をリフォームした施工事例をいくつかご紹介します。火災保険がおりたケースもありますので、参考になさってください。

事例1:瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事

事例1:瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事

埼玉県春日部市の稲葉さんは、「屋根や外壁をリフォームしませんか?」という業者からの営業電話がひんぱんにかかってきてお悩みだったそう。そこで、イケショウリフォームのチラシを見てお電話いただき、屋根・外壁をまとめてリフォームされました。

屋根はこれまでの瓦を撤去し、新しく金属の屋根材に葺き替えました。ニチハの横暖ルーフという、今人気の高い屋根材です。耐久性が高く、断熱性能も高いので、家の中の寒さや暑さが気になるという方にもおすすめです。

屋根も外壁も新しくなったことで、これから20年は屋根のメンテナンスについて気にすることなく、快適に暮らしていただけます。

事例2:火災保険を利用して負担0円でできた瓦の積み直し工事

事例1:瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事

さいたま市北区の本多様は、火災保険を利用することで負担0円で棟瓦の積み直し工事を実施されました。棟瓦とは、屋根の頂上の「棟」と呼ばれる部分にある瓦のことです。瓦を一旦はずし、下地を新しくしてからきれいに積み直します。

施工ガイドラインに則って工事することで、地震の揺れに耐え、台風の強い風がふいても瓦が飛ばされないような瓦屋根となります。業者によっては、ガイドラインに沿った施工ができない、そもそもガイドラインを知らないこともあるため、確認してみるのがおすすめです。

棟瓦のずれや歪み、瓦の破損など、地震や風といった自然災害による被害の可能性が高い場合、火災保険に申請すると保険金がおりることがあります。気になる方は一度ご相談ください。