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外壁塗装の流れ|実際の施工事例でかかった費用・期間もご紹介

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外壁塗装の流れ|実際の施工事例でかかった費用・期間もご紹介

今回は、外壁塗装工事がどのような流れで進んでいくか、各ステップごとに注意点なども併せて詳しく解説します。記事の最後に、埼玉県で外壁塗装をおこなった施工事例もご紹介します。

実際にかかった費用や期間、使用した塗料などについても解説するので、工事をイメージするのにお役立てください。

外壁塗装工事にはどのくらいの期間がかかる?

外壁塗装工事は、通常1~2週間ほどかかります。

「意外と長くかかるな」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。外壁塗装は足場を組んだりニオイがしたりするので、もっと短く終わらせてほしいと思われるかもしれません。

しかし、極端に短い期間で外壁塗装を済ませてしまう業者は要注意。外壁塗料には「乾燥時間」が決められており、しっかり乾燥させて重ね塗りしていくことが大切です。

天候によっても期間は変動します。
スムーズに進めば1週間ほどで終わりますが、雨の日には塗装が進められないので、作業が延期となってしまうことがあるのです。 雨で濡れると見た目が悪くなるほか、塗料本来の性能が発揮できないこともあるため、ご理解いただければ幸いです。

では、実際にどのような工程で進んでいくか、外壁塗装工事の流れを解説していきましょう。

外壁塗装の流れ①足場を組む

外壁塗装の流れ①足場を組む

まずは、安全・確実に作業をおこなうための足場を組みます。

材料を運び入れて組み立てるときに音が出るため、近隣とのトラブルを避けるよう、初日に挨拶をおこなっておくことも大切です。

足場を組むのにも費用がかかるため、せっかくなら他の工事も同じタイミングでおこなうと、トータルの費用が安くなります。屋根塗装や雨樋交換など、他にも足場が必要な工事がないか確認しましょう。

外壁塗装の流れ②高圧洗浄

外壁塗装の流れ②高圧洗浄

外壁を塗る前に、付着している汚れ・古い塗膜を強力な水圧で洗い流します。ほこりなどの汚れだけなら普通の洗浄でもある程度は落ちますが、外壁についた古い塗膜までしっかり落とすためには高圧洗浄によるていねいな洗浄が必要です。

外壁を触ると、手に白い粉がつくことがあるかと思います。これは「チョーキング現象」といい、古い塗膜が粉になった状態です。このまま塗装すると、古い塗膜の上に新しい塗料がのった状態となり、1~2年ですぐに塗料が剥がれてしまいます。
高圧洗浄なら、非常に強い圧力で、この古い塗膜まで削り落とすことができます。

外壁塗装の流れ③下地処理

次に、外壁のひび割れ・サビ・シーリングの劣化などを補修します。こういった劣化のみられる状態で上から塗装すると、いくらきれいに塗装を施しても、すぐに再発してしまうことがあります。

シーリング材やモルタルなどで、外壁自体の根本的な補修をしておくことで、家も長持ちすることになります。金属部分は、古い塗装をヤスリで削ったり、サビを取ったりなどの作業をおこないます。

外壁塗装の流れ④養生

「養生(ようじょう)」とは、窓やドアなど塗料を塗らない部分を、ビニールなどで覆って保護する作業です。車や植物、エアコンの室外機など、家のまわりにあるものも必要に応じて保護していきます。

外壁塗装の流れ⑤下塗り・中塗り・上塗り

   外壁塗装の流れ⑤下塗り・中塗り・上塗り

外壁塗装は、3回塗りが基本です。「下塗り→中塗り→上塗り」と一回塗るごとにしっかり乾燥させるため、最低でも3日はみておく必要があります。

下塗り

このあとの中塗り・上塗りを壁にしっかり密着させるための工程です。「シーラー」や「プライマー」などと呼ばれる塗料が使われます。外壁の素材や状態、このあとに重ねる予定の塗料の種類に合わせて、塗料の種類を選びます。

中塗り

このあとの上塗りと同じ塗料、もしくは専用の中塗り塗料を用います。中塗り・上塗りと重ねて塗ることで、厚みをもたせてムラがなく耐久性の高い塗膜をつくります。

上塗り

上塗り塗料には「シリコン系」「フッ素系」などの種類があり、価格や耐用年数が異なります。外壁の素材や予算などに合わせて最適な塗料を選んで塗布します。

外壁塗装の流れ⑥点検

養生のマスキングテープなどを剥がし、塗り残しがないかなどしっかり確認します。塗料のはみ出しなどがあれば、シンナーできれいにしていきます。次回の塗り直しは約10年後となりますので、念入りにチェックすることが大切です。

外壁塗装の流れ⑦足場の解体・片付け

工事内容に問題がなければ、お引き渡しとなります。足場を解体すると、いよいよ新しくなったご自宅の全体を見ることができます。

外壁塗装の施工事例を紹介

では最後に、実際に埼玉県で外壁塗装をおこなった事例を紹介させていただきます。費用や工期、使っている塗料など、施工内容をイメージするのにお役立てください。

事例①築33年の戸建て住宅の外壁塗装工事

・名前/S様邸
・場所/埼玉県北葛飾郡松伏
・築年数/築33年
・対象面積/約160㎡
・費用/約80〜120万円
・工期/約1週間

埼玉県北葛飾郡松伏町で外壁塗装をおこなった事例です。

塗料には、最もグレードが高い「フッ素系」を用いています。フッ素系塗料は値段は高額にはなりますが、耐久性の最も高い塗料です。

外壁塗装で最もよく使われるのが「シリコン系」で、耐用年数は10~15年ほど。それに対し、フッ素系塗料は耐用年数が15~20年ほどと、非常に長持ちします。

イケショウリフォームでは、お客様のご予算や外壁の状態に合わせて、最適な塗料をご提案させていただきます。

事例②外壁+屋根塗装をまとめておこなった事例

・名前/I様邸
・場所/埼玉県春日部市豊町
・工期/約2週間

外壁塗装工事とあわせて、屋根塗装工事・棟板金交換もおこないました。

こちらで使用したのは、シリコン系の塗料。塗装業界で最も有名な「日本ペイント」という会社の「ファインシリコンフレッシュ」という塗料を使っています。価格と耐久性のバランスが非常に優れた塗料です。
屋根には日本ペイント製の「ファインシリコンベスト」という塗料を使っています。

小倉:外壁と屋根を同時に塗装することで、足場代を節約できます。足場を設置するのには数十万円単位のお金がかかるため、せっかく足場を設置したら、傷んでいる部分をまとめて施工するのがおすすめです。